イントラネット経由でUSBコンソールとDisplayPortディスプレイを延長
- DisplayPort1.2
- 最大3840×2160 @30Hz (4:4:4)
- HDCP 1.3
- マルチスクリーンコントロール
- EDIDエキスパート
- バーチャルメディア
*KEシリーズは現在セット販売を行っておりません。トランスミッター・レシーバーはご希望台数ごとにカートに入れご購入をお願いいたします。
KE9950は、4K解像度に対応したDisplayPortシングルディスプレイIP-KVMエクステンダーです。この製品は、IPベースのトランスミッター(KE9950T)と、レシーバー(KE9950R)から構成されています。KE9950は、リモートUSBコンソール(USBキーボード、USBマウス、DisplayPortモニター)からイントラネットを介してPCへのアクセスを可能にするため、ユーザーは、PCを自席から離して、安全で温度管理された環境にセットアップすることができます。
KE9950は、トランスミッター側とレシーバー側にDisplayPortディスプレイを各1台接続することができ、最大3840×2160 @30Hz(4:4:4)の解像度に対応しています。また、遅延を最小限に抑え、ビデオ圧縮品質をロスのない状態で伝送します。
KE9950はRJ-45ポートまたはSFPスロットを介して接続します。トランスミッターとレシーバーは、相互に直接接続することも、また、LANケーブルや光ファイバーケーブルを使って高速ネットワーク経由で接続することも可能で、サーバーに対して24時間365日リモートアクセスできる環境を提供します。SFPスロットを介して接続する場合、本製品は1GbpsSFPファイバーモジュール※1拡張に対応しているため、光ファイバーネットワーク経由で接続した場合、最大10km延長することが可能です。
また、KE9950は、冗長化用のデュアル電源に対応しています。
KE9950は卓上設置とラックマウント(リア側に0Uサイズでマウント)の両方に対応しています。1対1、1対多、多対1での通信に加え、KEマトリックス管理ソフトウェア(CCKM)と併用した場合は、KVMover IPマトリックスシステムに組み込んで多対多の通信も可能です。
KEマトリックス管理ソフトウェア(CCKM)と併用した場合、KE9950はマルチスクリーンコントロール、プッシュ&プル、ビデオウォール、マルチディスプレイ、プロファイルスケジューリングといった、さらに高度な機能をご利用いただけます。
これ以外の機能としては、同一サブネット上に配置された全KEエクステンダー※2の自動検出、ユーザーネーム/パスワードによる認証や権限設定、切替や共有が行える各種接続の定義といった機能を備えています。セキュリティ対策の機能としては、AES暗号化やRADUIS、LDAP、AD等のリモートユーザー認証機能を搭載しています。さらに、ケーブルの種類(ストレート/クロス)を自動判別するAuto-MDIX機能やOSD、RS-232にも対応しています。
コンピューターアクセスの監視、操作、制御、そして延長のいずれの点においても、KE9950は無限に多様化する作業環境やワークステーションの設定に合わせて自由に調整できる製品です。このため、データセンターに限らず、テレビ局やポスプロ等の放送業界、コントロールルーム、工場等の幅広い分野において、PC〜コンソール間の距離を気にすることなく、任意の場所に設置したい場合にご活用いただけます。
※1 SFPモジュール(2A-136G /2A-137G)は別売りです。
※2対応するKEシリーズのエクステンダー:KE6900、KE6900ST、KE6910、KE6912、KE6940、KE8900S、KE8950、KE8952、KE9900ST
注意:KEを9台以上(T+Rの合計)ご使用の場合は、有償版CCKMが必要となります。
- 同梱品
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KE9950T
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DisplayPortケーブル×1
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USB 2.0 Type-A→Type-Bケーブル×1
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電源アダプター×1
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電源コード×1
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フットパッドセット(4pcs)×1
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マウントキット×1
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クイックスタートガイド×1
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KE9950R
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電源アダプター×1
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電源コード×1
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クイックスタートガイド×1